皆さんはヌートリアって見た事ありますか？昨日、散歩に出かけて居たら家の近所のコンビニの裏の小川に居ました！
家の近くは田舎だけあって田畑が多いのですが流石に人通りの多いコンビニの近くに居るとは思わず最初は猫？かと思いました。
数年前近くの田園地帯の中にある高校の横の川にいるのは見かけましたが住宅街まで進出していたのは驚きです。
彼らの多くは今、特定外来生物として邪魔者扱いされていますが、元は人が毛皮を摂る為に輸入したが逃げ出したり、必要とされなくなり捨てられたりしたものが繁殖している訳です。人の都合で輸入したが必要とされなくなり捨てられ邪魔者扱いとは何とも可哀そうですね。
一回邪魔者認定されれば世間では悪として認識され今では特定外来生物の殆どが許可なく捕獲、飼育、譲渡をしてはいけない訳で動物園でも例外では無いそうです。※１年以下の懲役もしくは１００万円以下の罰金を科せられる。
アメリカザリガニなど昔はそこら中に居て学校の自由研究でもクラスの一人くらいは買っていたりしたものだが今では飼育もダメ！ザリガニの歴史も最初は食用にする用に輸入したカエル（所謂食用カエル）のエサとして輸入したがいつの間にか必要されなくなり捨てられたり逃げ出したことが繁殖の切っ掛けだ。そもそも、当時の管理もガバガバだったのだろう！
ブラックバスも釣りを目的に有識者によって輸入され河川の流入、流出が無い事から芦ノ湖に放たれたが釣りとして面白かったら自分だけの釣り場が欲しいと思う人のエゴから色んな所へ放たれ繁殖した訳です。日本は外来種にとって天国かのように天敵が少なく本来の繁殖能力の高い生物は爆発的に繁殖した訳です。
今、日本で繁殖している外来種は結構なじみのあるものも多く、そうなの？と驚いてしまいます。
この外来種が繁殖したせいで日本固有の在来種の数が減ったと騒いでいる所も有りますがその要因のほとんどが人による環境の変化や汚染が原因だと思います。都合よく邪魔者のせいにされていますが、半世紀前とその環境は様変わりしているのは自覚が有るはずです。
ほぼ、すべての要因は人のエゴからくる物で悪者にされた生物の気持ちも汲んで欲しいですね。
アライグマ、ミンク、カミツキガメ、アカミミガメ、ヒキガエル、ウシガエル、鯉、タイリクタナゴ、カダヤシ、など彼らの気持ちは複雑だろうなぁ！
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