毎年、お盆の13日の夕方に家の玄関先でご先祖様を迎える為に迎え火を灯します。当たり前に玄関先で迎え火を灯してからお墓参りに行っていましたが、なんと!順番が逆でしたね。それだけ、ただの風習として大して考えずやっていたと言う事ですね。皆さんの中には詳しい方も居ると思いますが、核家族化が進みより一層、風習と言うものが間違って伝わり、簡素化され、消えていくのでしょうね。
先ずお墓に参り灯したロウソクの火を盆提灯に移し、それを持ち帰り玄関先で迎え火として火を移しその日を仏壇のロウソクに移すそうです。正直、一回も聞いた事も、気にした事も有りませんでした。送り火の時はこの手順の逆だそうです。しかし、同じ仏教でも宗派が違えばやり方も違うと思います。そもそも、ご先祖様が帰って来ると言う考えさえない宗派もあるそうですね。
お盆に火を灯すのは何故なんでしょう?確かに火の揺らぎを見ているとリラックスできるのでお盆の行事で火を使った物が多いのはそう言う事もあるのでしょうね。例えば京都の五山送りや精霊流しなど送り火のタイミングでやるのは火の持つ力なのかも知れないです。
お盆の期間に家族親戚が集まって食事をする機会もおおいと思いますが基本的に精進料理が中心というが今では関係なしにご馳走を用意してご先祖様と同じものを頂く事も少ないかもしれませんね。こうやって理解が薄れ、簡素化せれなくなっていくのは何だか寂しいです。
そんな大切な日に宮本は皆様の為に休まず営業しております。何より皆様の健康を願っております。